入居企業

株式会社トーワ建設 入居中

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北海道立総合研究機構工業試験場技術開発型インキュベーション施設

入居期間
2019年04月–

事業概要

中国をはじめとする海外及び国内市場に向けた有害重金属の無害化処理を行う資材と技術の研究・開発及び汚染現場土壌の汚染分析と処理方法・処理技術の研究を行う。主に、有害重金属六価クロムの処理資材と処理技術で、土壌汚染、水質汚染を改良する資材、技術を確立し、現場の汚染状況(土質、地下水脈、各種汚染物質の濃度、面積・深度など)と施工処理要求(処理基準値、処理後の使用法など)に合わせた資材を調合・加工し、その効果、分析と製造仕様の策定を行っている。また、その他の重金属の無害化処理に向けた研究・開発を行っている。

事業内容(PDF)

代表者挨拶

トーワ建設はマンション、店舗、各種施設、一般住宅を手がけてまいりました創業30年の建設会社です。環境分野への参入は2011年、東日本大震災をきっかけとして本格的な研究開発を進めてまいりました。
現在、東京と札幌市に事業部を設置し、有害重金属などの環境汚染対策資材や技術を日本国内及び中国をはじめとする海外で販路を構築しているところです。ご承知の通り、環境汚染対策には現地、現場の汚染状況による様々な課題がありますが、北海道総合研究機構工業試験場のご指導、ご協力を賜りながら、課題を解決できる資材、技術を研究開発し、皆様のお役に立てることを願っております。

技術・サービス・商品等PR

植物由来、天然素材などを原料とした有害重金属六価クロム処理資材。汚染状況、土壌や水の性質、コスト、処理方法などに合わせて「カスタマイズ」できることが当社の強みである。粉体、液体と用途に応じて状態を変えて供給できる。欧米、中国等が定める厳しい基準値まで高濃度の汚染土壌・水を低減することが可能で、確実に無害化する資材を提供できる。厳選された原料を使用することで処理後の二次汚染がなく、処理時、処理後の安全対策も安心して使用できる。また、原料の入手先及び加工へも調査と検証を重ね、一般的資材においては、中国の厳しい価格要求に対しても十分に受容される価格帯までコストダウンに成功している。

今後の事業展開

トーワ建設は2014年から現在(2021年)までに、中国の環境市場開拓をおこなってきた。現地の六価クロム土壌汚染、水質汚染について各地で実証試験を実施し、高い評価を受けたことで、中国科学院や環境科学研究院、各地の環境保護産業協会等からの協力を得て、中国の環境関連企業などと交流を深めている。現在では、遼寧省環境保護産業協会、瀋陽市環境保護産業協会の「日本窓口」として中国全国の環境保護関連企業約6万社とのネットワークを形成している。
今後は日本国内をはじめ中国以外の市場開拓を新たに行うと共に、トーワ建設の資材供給に加えて、日本企業の中国展開に向けた「中国環境市場開拓サポート事業」も展開していく。

企業情報

代表者 代表取締役 荒瀬 幸太郎
所在地 北海道旭川市東光19条7丁目4番12号
資本金 1,000万円
設立  1991年7月22日
TEL   0166-34-9673
FAX  0166-34-9770
Email masanet.m@gmail.com
ウェブサイト http://towa-kensetu.co.jp